或る杉の雑記林

日々の愚痴・備忘録など

脱・自虐


最低な休日だった。
対戦ゲームで自虐は加速するし、挙句嫌な気持ちで日曜日を終えるし。
しかもここ数日、人間らしい生活を一切しなかった。


被虐根性が自身の奥深くまで根付いているらしく、最近職場でも注意されるようになってきた。
思い出せる範囲だと、とりあえず謝るのを止めよう、何でも自分が悪いわけではない、発言がネガティブすぎる、とか。
自身の娯楽にも平然と浸食してきていて、友人とやっているチーム制対戦ゲームでの敗北の原因を無暗に自分に見出そうとしたり、自分への叱責が止められなくなり、とうとうそれを否定しようとする人格が表れて一人で会話を始める始末だ。
そして、友人からもネガティブさを指摘される。
自責に無理がある。怖い。モチベ下がる。休んだ方がいいのでは?
そんな声が出るのも当然と言えば当然であって、実際人が激昂している姿なんて、矛先が自分に向いていなくともゲンナリするものだ。

体感として、自虐行為はかなり気持ちがいい。
一人称から自己を切り離して生み出した、出来の悪い第三者を貶めるのが堪らなく愉快だった。
それに、これから自分を攻撃する自分自身に一人称視点を置き、出来の悪い私に対して文句が喉元までせりあがってきているであろう皆々様に先んじて自身を攻撃する。そうすることで、自分には被害が及ばず守られている気になっているんだ。

人間は他人を貶めることで精神を守るなんて習性があるらしく、多分それを自我に対して無理矢理やっていたのだろう。
友人から指摘や心配の声が上がるくらいには深刻だし、職場でも、自分に対して他人事過ぎる、なんてことも言われた。
だからこうして生まれた惨めな第三者を、そろそろ認めて一人称に迎え入れなければならない。

何だか書いてて涙が出てきた。
ごめん、出来ない自分。今まで悪かった。許してほしい。

自虐の材料を断つだけでもきっと変わってくるはず。
だから今日は対戦ゲームを削除した。


こんにちは私。出来ないこともいっぱいあるだろうけど、これから頑張っていこう。
まだまだ先は長い。