或る杉の雑記林

日々の愚痴・備忘録など

論理の誤り

今日は1日中曇り。
晴れていると朝が寒くなりがちだから、朝が弱い自分にとってむしろ好都合だったかもしれない。


上長とはもう一生まともに会話できないかもしれない。
というのも、自分が彼に話をするときは決まって如何に自分の話に論理上のほころびが生じているのか注意深く睨みを利かせているのである。
少しでも言い間違い・勘違い・言葉に詰まるなどすると、話の組み立ての質を指摘され、まともに話が完結出来ないのである。
こう話すと、上長に非があるように見える。
しかし、こうなるのも当たり前、納得の理由があると我ながら思っている。
ずばり、話の論理が成り立っていないのである。
何がどうして成り立たないなどと言っているのかというと、それはごく単純なことである。
A君が、あるツールXXXを使ってYYYすることを任されている姿を想像してほしい。
ここでA君は、XXXの知識を一切持っていない。
次にA君は、YYYのやり方を調査・実践すると言う。
これはおかしい。
A君はXXXでYYYが出来ることを前提に話を進めているのである。
しかし、A君がXXXを知らないということは、XXXで何ができるのかも分からないということである。
つまり、この時点でXXXによりYYYが出来ることを保証し得ない。
書き起こしてみればこんな簡単な論理的間違いを、数か月間、上長に向けてほぼ毎日続けている姿を今一度想像してほしい。
もうたくさんだ。うんざりする。こんな奴の話をまともに聞く価値がない。当然のことだ。

ここまで書いておいてなんだけど、本当は不満タラタラですよ。
第一に、言い間違い・勘違いは人間誰しもがやらかすことじゃないの?
そして、言葉に詰まるのはいくつか原因があると思う。

  1. 緊張しているから
  2. 語彙が無いから
  3. 自分の話を自分でいたずらに疑っているから

これらは正直、自分の今までの人生を粗末に過ごしたことが原因だと思う。
とはいえ、こんなこと一朝一夕で改善できるはずがないでしょ。
自分の話を疑わないようにするなんて、学生時代に過去にやたらめったら話す内容を馬鹿にされたから生まれてしまった癖ですよ。
どうやって直すんだ、こんな癖。
きっと今の自分に必要なのは、フラットに人と会話する機会なんだと思う。

とまぁ更にここまで書いて一つ気付いたかもしれない。
自分が文章を書くときの癖だ。
まず頭に浮かぶ内容を、時系列が飛ばないようにざっと整理した後、書き上げる。
次に、足りない、やっぱりおかしいと感じた部分をチマチマ直していく。
これだ。おかしいと感じてしまう部分を延々と直していくこの癖。
こんなことを仕事でもやってしまうから、時間の浪費癖も指摘されてしまうんだ。

明日以降、目的・述べる内容を決定してから文章を書きたい。
そんで、見直し回数は1回のみ。
これで、ゴールなき修正と、時間の浪費に対してアプローチが出来るのではないか?
まず1週間、意識できる範囲で続けていこう。


とにかく、仕事ではもう少し穏便に経験を積ませてもらえないかなぁ…
まだまだ先は長い。